【中国語】「吃」で表現できる便利慣用句集【7語】

熟語:「吃」の組合せによる「食べる」以外の意味

「吃」(chi 1)というと、単体では言わずもがな「食べる・(薬を)飲む」という動詞ですが

他の語と組み合わせることで、その「食べる」という意味とは

全く別の意味を持つ語彙がいくつかあります・・・

(中国語の面白いところです)

そのような「吃」が付く慣用句はとてつもなく多く、いきなり出てきたり、並べられるとわからなくなる人が多いです・・

今回はその中でも、日常(ビジネス会話・日常会話)・文章でもよく使うものをPick upしていきます!

 

特にややこしくなるのは「吃+〇」という2語からなる語句ではなく

「吃+(不or得)+〇」などの3語からなる語句ですね!

※こういう3語慣用句はテスト・試験にもよく出るので、もしご予定の方は

以下過去記事も併せてご参照ください!※

1.「吃不开・吃得开」(簡体字)/「吃不開・吃得開」(繁体字)

読:chi bu kai/~ ↓ ~(1 4 1)

動詞+補語の形なので、動詞的に使用し、

【意味】

「吃不开」:通用しない、モテない、歓迎されない

「吃得开」: 受けがよい、顔がきく、人気がある

という意味で使用されます。

これは意外ですが、かなり使えますね、

特に「イケメン!」(「帅哥」(簡体)/「帥哥」(繁体):shuai ge/↓~/4 1)談議やら恋バナという場面では必須です(笑)

例1:现在工作上,不提高语言能力吃不开了,我们一起努力学习吧!=業務において今はもう言語能力を研鑽しないではやっていけない、一緒に勉強を頑張ろう!
例2:因为她很温柔,可爱,并且工作的姿势也很勤勉,所以从全员工吃得开=彼女はとても優しく、可愛く、仕事の姿勢も勤勉なので全社員からモテます

 

2.「吃不消」/「吃得消」

読:chi bu xiao/~ ↓ ~(1 4 1)

同じく、動詞+補語の形なので、動詞的に使用します。

【意味】

「吃不消」:耐えられない、やりきれない、たまらない

「吃得消」:耐えられる、我慢できる

こちらはイメージし易いですね。

「喰らってそれを消化できるかできないか」という由来から来ていると想像できます。

例1:最近她的工作压力很大,再增加责任就会吃不消=最近の彼女の仕事のストレスはとても大きく、更に責任が増えるとなると、耐えられないだろう

 

3.「吃不起」/「吃得起」

読:chi bu qi/~ ↓ v(1 4 3)

こちらは本来の「食べる」の意味の表現に沿う語になりますのでさらっと。

動詞+補語の形なので、動詞的に使用し、

【意味】

「吃不起」:お金がなくて、(身分不相応で)食べられない

「吃得起」: 

≒(類似語彙)として、「吃不来」「吃得来」があります。

吃不来:(食べ慣れなくて)口に合わない、食べられない

吃得来:(好物とは限らないが)食べられる

(このように本来の「食べる」関する表現は多くあります)

例1:昨天的法式餐厅,由于太豪华内装,因此大部分的菜吃不起了=昨日のフランス料理店ですが、内装があまりに豪勢過ぎた為料理は食べられませんでした

4.「吃不准」/「吃得准」

読:chi bu zhun/~ ↓ v(1 4 3)

動詞+補語の形なので、動詞的に使用し、

【意味】

「吃不准」:はっきり把握できない

「吃得准」: 把握している(把握できる)

※後に出てくる「一阵风」と混合しないようにしましょう※

例1:我有的案件、现在发现太多的问题就吃不准了=私の抱えている案件は、現在多くの問題があり把握しきれなくなりました

 

ややこしい3語シリーズはここまでです!

ここからは2語からなるシンプルな語彙ですが、

その分頻出用語で常日頃、使います。

5.「吃香」

読:chi xiang/~ ~(1 1)

【意味】:「歓迎される、受ける」

と形容詞的用法になります。

香りを喰らうという直訳では想像しにくく、結び付けにくいですが、

「香りまでも喰らいたいほど好かれる」と考えるとイメージし易いなと、個人的には考えております。

例1:现在国潮非常兴盛关系,跟外国货比起来国产品吃香=今は国潮がとても勢いがあるので、外国品よりも国産品が受けている

※中国語「国潮」とは

最近中国の方で流行り言葉になっている、buzz word(バズり言葉)です。

実際はもう流行りというより、基本的な考えや趣向として定着しているくらいですが、

「中国の品は安いが品質が悪い」という風評から脱却すべく、「最近は中国国産のものでも品がよく、今一度評価されるべきである
というスタンスの言葉です。
それを以て、中国国内の若者もどんどん国産品を積極定に使用し、かつPRする状況が定着しつつあります。
特に中国ではライブコマースでの販売が、絶対的で格別なポジションを有する為、
中国ビジネスにおけるブランディングでも必須の対策戦略になってきております。
話は逸れましたが、次が最後で、、、

6.「吃醋」

読:chi cu/~ ~(1 1) ※離合詞になりますので正確には、chi//cuになります※
この語彙は最初聞いた時に面白いな~と思いました。
醋とは酢のことですから、酢を喰らう=酸っぱい思いをすることかな?
と想像できますが、実は関係なく、
唐朝時代のの君主:李世民と宰相:房玄齢、そしてその妻の嫉妬にかかわるエピソードからきているようです。(ここでは詳細は略)
【意味】:「やきもちをやく、嫉妬する」
例1:你爱吃醋吧?=君は嫉妬深いね?
但し、(嫉妬)相手・対象を「誰に~」と表現する際は注意が必要で、
上記記載の通り離合詞になるので、用法に注意です。
【「吃」+相手の所有格+「醋」】
相手の所有格なので、英語でいう「my,your,his,her…etc」が該当します。
例2:你别吃他的醋、他是大家的偶像=君は彼にやきもちをやかないようにね、彼は皆のアイドルだから

 

7.「吃亏」(簡体字)/「吃虧」(繁体字)

読:chi kui/~ ~(1 1) ※離合詞になりますので正確には、chi//kuiになります※

【意味】:「損をする、ばかを見る」

となります。特にビジネスにおいて必須ですね!

こちらも上記記載の通り離合詞になるので、用法に注意です。

例1:在前几天的生意我吃了大亏・・・=先日の取引で大損をしてしまったんだ・・・

 

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